デンタルファイル

デンタルファイルNo.28 子どもの歯とおやつ

おやつのふたつの意味

子どもは胃が小さく1回に食べる量には限界があり、1日3回の食事だけでは必要な栄養素が取りきれません。そこで、食事で足りないものを補うものとしておやつが必要となります。また、子どもにとってのおやつは、食事とは違った楽しみや夢がつまっており心を豊にするものでもあります。

おやつとむし歯

口の中にはたくさんの細菌がいます。その中のストレプトコッカスミュータンス菌が糖分と反応してむし歯をつくります。むし歯の原因となる糖分は、甘いお菓子だけでなく、スナック菓子や清涼飲料水など多くの食べ物に含まれているので、甘いお菓子だけを制限してもむし歯予防にはなりません。おやつの取り方に気をつけることが大切です。

おやつの取り方

  1. おやつを食べる回数が多くなればそれだけむし歯になる確立も高くなるため、だらだら食べず、時間と量を決めて食べましょう。
  2. 歯を溶かす酸性の飲み物(乳酸飲料・イオン飲料・スポーツ飲料など)ではなく、牛乳やお茶・水と一緒に食べましょう。
  3. 飲み物は、哺乳ビンではなくコップで飲みましょう。哺乳ビンは、飲み物の口の中の停滞時間が長く、歯を溶かす酸性の飲み物を入れて与えると、「哺乳ビンむし歯」と呼ばれるむし歯ができることがあります。
  4. むし歯になりにくい甘味料を使っているものを選びましょう。

おやつに含まれる甘味料

むし歯になりにくい甘味料
マルチトール、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、還元パラチノース、還元水飴など
※シュガーレス、ノンシュガーなどの表示のあるもの

むし歯になりやすい甘味料
砂糖、ブドウ糖、果糖、水飴、ハチミツなど

食べたあとの歯磨き

おやつは子どもの栄養にもなり楽しみでもあります。しかし、おやつを食べることによってだいじな歯がむし歯になってしまっては大変です。食べた後は、歯みがきを習慣づけることが大切です。